
09年03月31日
ロスチャージ
CEOブログ
神戸に同窓会で行った機会に、昔の同僚と会った。 ローソンでSV(10店舗弱の巡回指導員)からFC(加盟店)オーナーになっている。
「リストラの時代に、仕事がなくなる恐怖はないからええ。しやけど契約期間を働き続けないといけないのが辛いわ」 さらに年中無休で もっとさらには24時間営業で。
コンビニ以前の日本語では「年中無休」とは 正月三ケ日の後から、ほとんど01/04から12/31まで開業する意味で、365日営業ではなかった。 初期の加盟店希望の商売人はこの点を誤解して加盟したあと、正月も営業する!を唖然としているオーナーもいた。
あのころ(1980年ごろ)は正月に生活は不便で、年末に買い込んでおかないと困る、という危機感のようなものがあり、師走なんて言葉もあった。
今では大型店でも正月営業あたりまえだが、当時のコンビニはそういう端境期(はざかいき)で 時期的に半端なビジネスは その時期は儲かるものだろう。コインコピーのように・・
くそ真面目すぎて過剰発注でトラック4台分の納品した間抜けな店長がいたり、何も考えずに通常発注して 棚ががらがらになる店、 慣れない運転してレンタカーを借りて再発送に明け暮れるのが私本部スタッフの仕事だった。
休日なし24時間無休 ということはシャッターが必要ないということ。 じゃ大災害でも営業するのだろうか・・・そういえば東海村の原子炉事故でも放射能被爆した近隣のコンビニは営業していた。
「うちも店舗の構造上でシャッターあるんだけど、何年も使ってないから果たして稼動するかどうか分からん。もしや本部が24時間営業にこだわるのはそれも一因じゃなんかなw」
もちろん深夜に効率悪くても人件費は加盟店もちだから僅かでも売れれば本部はロイヤリティが得られるし、広告も分かり易いから FC本部は何も考えてないのだろう。
彼とはそれからセブンイレブンのロスチャージ裁判とか 公正取引委員会の値引き規制の話に。 仕入れピンハネ、長時間営業というか24時間縛りの問題もある。
ここでは論点をロスチャージに絞る。
コンビニ会計では、粗利益に対して約50%前後のチャージ(=フィー、ロイヤリティ)を本部が取る。 問題は粗利益が原資なこと。 とうぜんだが税務署は経常利益(≒営業利益)から計算する。
小売業でいうロスという用語は「 値引きした合計 + 販売期限切れで廃棄した食品 + 万引きとか従業員不正による棚卸し損 」をいう。
ところがコンビニ会計では、
1. 売上-仕入原価+ロス=粗利益 これに約50%のチャージを取られる。
2. これでは意味わからないだろうから補足すると、FC本部は「仕入という原価にロスの部分を認めない」という。 つまり仕入原価=仕入原価ーロス(当然だが原価分だけだが)
3. 税務署でもロスは経費に認定してくれる。 ところがロスは仕入に含まないと本部は主張する。
だから本部の指導 (これにもコンサル料がかかっている) のままにコンビニ加盟店の元商店主とか脱サラ夫婦が、言われるまま米飯調理パンとか店内調理とかの販売期間短い*商品をがんばっても、粗利益率は大きいがチャージも大きい。 過剰注文して弁当が残って廃棄しても、FC本部はその原価の約50%のチャージが取れる。 それが売れても捨てても同じなのだ。
善良な商店主か 組織に疲れた脱サラ30代が、東証一部上場企業(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、AM/PM、サークルK・サンクスは類似の加盟店契約している)に拘束*されている。
当然ながらこういう加盟店契約書が問題にされ、裁判にもなっている。 ネットでたとえば「ロスチャージ」でも類似の用語でも同じような主張が出てくるだろう。
客から万引され、本部の指導を考慮して注文した一部を廃棄して、バイトが現金を抜いたり、バイトの友人に「いいよ」とウィンクして、納品業者が伝票をごまかして横流し・・こういうのをロスと言う。
FC本部はこれら全てから原価の約50%をチャージとして回収するのだ。 これって許される行為だろうか?
<閲覧者への挑戦状>
しかし、上記の主張するネットも著者もジャーナリストも弁護団もすべて、間違いだ。 不思議なことにFC本部自身も「正解」な反論をしていない。
これは冷静に考えて、論理的な思考できる人なら分かるはずだ。 これはもちろんネット時代の文章なのだから 君はいくらでも検索していい。十分調べた上で、初歩的な経理知識は必要だが、「なぜFC本部が反論しないのか?」という問題を考えてほしい。
正解?は来週に書こう。 それまでにランドスケイプの社員は思考しよう。ね
何人かは特に回答要求をお願する予定だ。 役員はもちろん当然で、普段には全く反省のない、さりげない批判と自慢でしかない日報を書いてるリーダー級は、実名で指名させてください。


