2018年03月15日
2018年3月6日(火)に開催した 第2回ランチ勉強会にて、
基調講演として日本マイクロソフト株式会社/圓窓 代表 澤 円 氏にお話いただきました。
ランドスケイプ講演では、顧客データ統合ソリューション「uSonar」のユーザー企業様による課題解決についての話と、
参加者同士が自由に交流する情報交換会を実施しました。
概 要
株式会社ランドスケイプ 取締役COO 池田 隆史
「効率的な営業/マーケティングを実践するためのCDIとは?」
ランドスケイプのパートでは、 SFA/CRMを活用して、効率的な営業/マーケティングを実現することを目的にポイントを紹介しました。 昨今「SFA/CRM」を導入する企業が増えてきました。その一方で、活用できずに悩んでいる企業の話も増えてきたように思います。 「SFA/CRMが活用できない原因」の1つは、中に入っているデータの精度にあると言われています。つまり、データクレンジングが出来ていない、企業の名寄せが出来ていないという点です。 SFAツールを提供しているセールスフォース・ドットコム社が過去に発表しているレポートにおいても、 「不完全なデータはユーザーを混乱させ、利用率の低下を引き起こす。」と言われています。
「CDI/顧客データ一元化」とは、一言で言うと社内に散在する顧客情報を一元管理するという考え方です。 つまり、データクレンジングと名寄せがポイントになります。具体的には「SFA/CRM」の中にある顧客データを、正しい社名でかつ、正しい社数で把握できるよう、データを整備することです。 そしてこの「CDI/顧客データ一元化」を実現するツールが、820万件にのぼる日本最大の事業所データベース(LBC)を搭載した、顧客データ統合ソリューション「uSonar」です。
顧客データ統合ソリューション「uSonar」には、 ランドスケイプが構築した820万件の事業所データベース(LBC)が搭載されています。 そして、それぞれの事業所に11桁のユニークなコードが振られています。同じ事業所には同じコードが振られ、それによって名寄せができる。そして、そのコード単位でメンテナンスが行われる、という仕組みになっています。
過去社名や表記揺れにも対応可能なナレッジも豊富に備えているため、高精度な名寄せを実現します。
また、各種SFA/CRM、マーケティングオートメーションとも連携可能で、ツール内のデータを整備することも実現します。
※LBCについてはコチラ
※uSonarについてはコチラ
ユーザー企業が事例を紹介するセミナーや、各種ツールベンダーとの共催セミナーなどを随時開催しております。
参加無料となっておりますので、お気軽にお申し込みくださいませ。
※今後開催予定のセミナーはコチラ
・「uSonar」のユーザー企業様による課題解決について
-株式会社ティーケーピー
-アンダーワークス株式会社
-株式会社ビズリーチ
事例を紹介する株式会社ビズリーチ 下村 氏
ランドスケイプの講演後には、uSonarユーザーであるゲスト協賛企業3社に、お話をしていただきました。 uSonar導入前の課題であったデータクレンジング、名寄せについて、また導入によってどのような効果が得られたか、どのようにマーケティング活動における課題解決をしたかというお話いただきました。 ビズリーチ社の内容は、後日セミナーを実施し、詳しくお届け可能です。ご関心あれば、ぜひお申込みくださいませ。
★2018年5月24日(木)開催
9年間で社員数2名から800名に急拡大したビズリーチ。
成長を続けるビズリーチの法人営業の「仕組み」とは?
~データベースマーケティングとインサイドセールス~
【基調講演】
日本マイクロソフト株式会社 マイクロソフトテクノロジーセンター センター長/圓窓 代表 澤 円氏
「印象に残るプレゼンテーション~プロだけが知る準備と本番の勘所」
澤氏はプレゼンテーションについてのプロフェッショナルであり、著書に『外資系エリートのシンプルな伝え方』『マイクロソフト伝説マネジャーの 世界№1プレゼン術』などの著作を発表されています。 今回の講演では『印象に残るプレゼンテーション~プロだけが知る準備と本番の勘所~』と題し、プレゼンテーションについて講演をいただきました。
皆さんにとってプレゼンテーションは日常でしょうか?非日常でしょうか? プレゼンテーションと聞くと、多くの方は、「大勢の人前で、1人が舞台に立ち、話す」ことを想像するかも知れません。プレゼンテーションが上手い人=話し上手な人を想像するかも知れません。
しかし、澤氏曰くプレゼンテーションはすべての人の日常であると言います。1対1の商談であれ、社内打合せであれ、電話による対話であれ、人が空間と時間を共有する限り、すべてはプレゼンテーションです。 そう言い切る所以は、プレゼンテーションは「プレゼント」から派生した言葉であり、空間と時間を共有した相手に、「贈る」行為だからです。
そして、プレゼンテーションの善し悪しは、話し上手か否かではなく、芯となる構成がすべてを決めるのです。逆に言えば、芯となる構成のポイントさえ間違わなければ、プレゼンテーションは見違えるほど良くなります。 本講演では次章で詳しく見ていきます3つのポイントについて解説いただきました。
ポイントは「ビジョン・核・実践テクニック」の3つです。
(1)ビジョン
ビジョンとは、聴衆のハッピーな未来の姿です。
ただプレゼンを聴いて、ハッピーになれるならば、誰も苦労はしないでしょう。ハッピーになるためにはプレゼンを聴いた聴衆がその後何かを始めたり、変えたり、行動を起こさなければなりません。プレゼンを成功させたいならば、聴衆に行動させるためにどう伝えるか中身を練る必要があるでしょう
(2)核
ビジョンの部で、プレゼンの成功は聴衆を動かすことだと言いました。では、人を動かす核とは何でしょうか。それは体験です。 ドラッカーの言葉にも「モノを売るな。体験を売れ。」とありますが、人は自分ごとでしかなかなか動きません。そう考えれば、製品・サービスの説明を延々と続けるプレゼンが聴衆に響かないのも当然です。
例えば車の営業で、車がいかにハイスペックであるかや、手が届くようにとローンの話を延々とされたことはありませんか?それよりも「いつもの道の40キロ走行が別世界になりますよ!」とひとこと言われたほうがよっぽど興味をそそられると思いませんか。
(3)実践テクニック
前述の内容の他に、喩えや例、具体的な実践テクニックを講演内で多数紹介いただきました。書籍『マイクロソフト伝説マネジャーの 世界№1プレゼン術』では、プレゼンテーションのノウハウや、詳細が解説されています。ご興味のある方は、ぜひ書店で手にとってみてください。
■『マイクロソフト伝説マネジャーの 世界№1プレゼン術』
(Amazonページへ飛びます)
・交流会の様子
交流会では澤氏、ゲスト協賛企業3社(株式会社ティーケーピー、アンダーワークス株式会社、株式会社ビズリーチ)にご協力いただき、参加者同士自由に情報交換を行いました。 澤氏に講演の感想や質問を伝えに行く参加者様の姿や、事例紹介をした企業様について、より詳しい話を聞きに行く参加者様の姿など、熱心に情報交換をする皆様の姿が印象的でした。
参加者と交流する澤氏