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BLOG BLOG ベネフィット・ワンが提唱する働き方改革 いまどき社員が自然とモチベーションアップする仕掛けとは?~ベネフィット・ワン社共催セミナー実施報告記事②~

2018年04月25日

2018年4月25日、ベネフィット・ワン社、ランドスケイプの共催セミナー。

「ベネフィット・ワンが提唱する働き方改革。いまどき社員が自然とモチベーションアップする仕掛けとは?」セミナーを実施しました。

第1部ベネフィット・ワン社パートでは、働き方改革につながる、若手社員のモチベーションアップのポイントについて。
第2部ランドスケイプパートでは、顧客データ統合ソリューション「uSonar」のユーザーでもあるベネフィット・ワン社の営業部が活躍するための仕掛けについて講演しました。
第2部では、実際にユーザーであるベネフィット・ワン社とのトークセッションも実施しました。

本ページは第2部ランドスケイプの実施報告記事です。
第1部ベネフィット・ワン社の実施報告記事はコチラ

【第二部】
株式会社ランドスケイプ
「いまどき社員が活躍できる営業部。作っておきたい仕掛けとは?」
営業部 マネージャー 鈴木 彩乃
営業部        渡邊 明

働き方改革 セミナー ランドスケイプ

1.ベネフィット・ワン社が抱えていた課題

営業部の理想は、事務作業の時間を可能な限り減らし、訪問数を増やし、商談率/成果を上げることです。
ベネフィット・ワン社も、2016年営業支援ツール(SFA)として「eセールスマネージャー」を導入しました。

eセールスマネージャー導入によって、営業プロセスの質は向上しましたが、その反面で次の2つの悩みを抱えていました。

①eセールスマネージャーへの企業情報入力の負荷
②データベース内の企業重複、名寄せ

新しいSFAを導入し、この精度を少しでも高めるため、営業マンへ企業情報の入力を丁寧に行うようにしていました。

しかし、入力に時間を要するため、訪問・商談時間は減少し、事務作業時間が増えてしまいました。また営業マンは外回りの帰社後に行うため、残業時間も増えていました。 働き方改革という観点では、この増加する残業時間も1つ課題としてありました。

2.課題への取り組み

営業マンが企業情報を検索しても出てこない、情報の更新、入力が必要、、という営業マンの作業を解決するうえでの課題は
以下の3点でした。

 ①社名重複
 ②名寄せ
 ③新旧混在

データベースを構築し、営業マンの負荷を減らす。
ベネフィット・ワン社が課題解決のために導入したものが、顧客データ統合ソリューション「uSonar」でした。
「uSonar」は、当社で構築している「LBC」という820万拠点の法人事業所情報データベースを搭載しています。

法人マスタデータ LBC

当社では、社名変更や合併、統廃合などの企業情報の変化に日々対応・更新を行っています。
つまり、顧客データ統合ソリューション「uSonar」と、各種ツールと連携することで、これまで作業の7割と言っても過言ではない、
SFAへの企業情報入力は自動的に最新情報を反映することができ、負荷軽減、名寄せ・クレンジング、マーケティング効率化を実現することに成功しました。

その結果、営業マンは入力作業を移動の隙間時間に、SFAから登録を完了することが可能になり、帰社後の残業もなくなり、働き方改革を実現することができました。

名寄せの効果

3.ベネフィット・ワン社とのトークセッション

ゲスト:株式会社ベネフィット・ワン
インセンティブ事業部 業務設計チーム
           鈴木 千晴 氏

働き方改革セミナー ベネフィットワン
トークセッションでは、導入前の課題、導入のポイント、導入後の効果を語っていただきました。

1.LBC活用前。ベネフィット・ワン様が困っていたことは何ですか?
①登録負荷、②データ重複の大きく2つです。2016年にプロセス管理を目的にeセールスマネージャーを導入しましたが、
実現ができていませんでした。

①登録不備については、eセールスマネージャーへの登録項目が多く、営業マンの登録がなかなか進まず、
正確なデータ管理ができていませんでした。
さらに、登録作業の時間だけがかかってしまい、営業マンの負荷だけが増える状況でした。

②データ重複ですが、営業の登録の不備だけでなく、2016年にeセールスマネージャー、名刺管理ツール、MAを導入したものの
重複が多く発生していました。 つまり、一環してデータ管理をする術がない状況でした。

2.その問題を解決するにあたって、ランドスケイプを選んだ理由
「LBC」が可能にするナレッジの活用(例えばNEC/日本電気等)が一番です。一意のコード付与によるマッチングの精度が高く、
eセールスマネージャー内の重複を改善できるからです。
事業所情報も含めた820万件という網羅性や、資本関係でグループ管理されている点も自社の課題を大きく改善できると感じました。

3. uSonarを導入したことによる営業マンの声
eセールスマネージャーとの相乗効果により、数値面では、一日あたり3時間程の事務作業時間軽減となりました。
営業マンの課題であった事務作業時間が大幅に改善されることで、コア業務でもある、商談に集中できる環境が整ったことが
一番評価されています。勿論、事務作業がラクになったという声も上がっています。
また、本来の目的であった営業プロセス管理も大きく改善されました。

4.今後の展望
2点あります。
一つ目はデータの活用。
これまでの事業部単位でデータ管理をしていましたが、今後は横断的に横串で管理できる体制を構築できればと考えています。
二つ目はデジタルマーケティングの強化。
これまでプッシュ型の営業を得意としてきた当社ですが、プル型の営業の必要性を感じています。
企業のIPアドレス情報とランドスケイプの企業情報を使ったソリューションなどが実現できれば、当社のデジタルマーケティングも
更に進化すると思います。

顧客データ統合ソリューション「uSonar」に関してはコチラ

株式会社ベネフィット・ワンパートの実施報告記事はコチラ