BLOG BLOG トランスコスモス社共催セミナー実施報告記事。SFAの理想的な使い方とは? ~名寄せでツールを使いこなす~

2018年11月26日


2018年11月7日、トランスコスモス社共催で、事例紹介セミナーを開催しました。
資料請求は以下より登録ください。
トランスコスモス社協賛!マーケティングセミナーSFA理想的な使い方とは?~名寄せでツールを使いこなす~
データ統合ツール「uSonar」ユーザーのトランスコスモス社が日本最大820万件の企業情報データベースを組み合わせたSFA活用の事例をセミナー内で紹介しました。

本記事はセミナーの紹介記事です。

 概 要 


第一部 株式会社ランドスケイプ

第二部 トークセッション




 詳 細 

第一部 
『名寄せでツールを使いこなす!SFAも理想的な使い方とは?』

株式会社ランドスケイプ 営業本部 企画グループ マネージャー 倉林 康弘


近年の傾向として、営業効率化・新規案件の創出を目的にCRMシステムを複数導入する企業が増加しています。 SFA(営業支援システム)・MA(マーケティングオートメーション)・名刺管理アプリなどのCRMシステムの導入は、うまく使えば業務の効率化・売上の増加に寄与します。しかし、システムを導入すれば成果は出るのかといいますとそうではありません。そして導入したもののCRMシステムの使用を社内で誰もしなくなるという企業が多いこともそれを表しているでしょう。では、使われなくなる原因はどこにあるのでしょうか。
1.CRMシステムが使われなくなる

トランスコスモス1.png
今回のゲストとトランスコスモス社も例に漏れず、CRMシステムを導入しました。
まず、セールスフォース・ドットコム社のSales Cloudを導入し3つの部門にまたがる営業部の営業基盤構築を狙いました。
続けて、名刺管理を目的にサンブリッジ社のスマートビスカを導入し更にSFA活用を推進しました。
同社はSFAと名刺管理アプリを導入し営業基盤構築に取り組みました。しかし当初の目的を達成するには至らなかったようです。では、CRMシステムの活用を阻害する要因は何だったのでしょうか?
2.データベースの問題
CRM活用が進まない原因、各種ツールにあるわけではなく、各種ツールにある顧客データベースに原因がある場合があります。
虎コス②.png
上記は、SFAの顧客マスタを格納しているオブジェクトです。
5社のうち2社が取引のある企業として数えられていますが、紐解いて見てみると実際には企業は2社しか存在しないことがわかります。
旧社名・表記ゆれ・略記で顧客データが登録されている場合、同一企業とは認識されずレコードが重複して生成されます。 トランスコスモス③.png
また、トランスコスモス社のようにSFAと名刺管理アプリをつなげて使用する場合に発生するシステム「間」にもCRMシステム活用を阻害する原因があります。
ツール「間」の連携でも表記揺れ・略記・旧社名は不具合を発生させる原因の一つです。
トランスコスモス社では、商談等で取得した名刺情報をSFAの企業に紐づけて管理フローを構築していました。SFAと名刺情報が自動で紐付かない為、顧客管理者が目で見てSFA内の企業と名刺情報を紐づけて管理していました。タイムラグ・精度に課題を持っていました。
3.顧客データを統一する「LBC」
ランドスケイプでは、820万拠点を有する国内法人マスタ「LBC」を用いたソリューションを展開しています。
各種ツール内に格納されている顧客データに共通コードを付与することで名寄せ・データ統合が実現します。
以下の独自ノウハウを通じて、各社様にデータ整備・統合の自動化へお役立て頂いています。
●LBCが持つ独自ノウハウ
①過去情報マスタ
 旧情報でSFAにデータが登録されても、最新情報に自動変換
②企業名ナレッジマスタ
 略称/揺らぎ文字でデータが登録されても、正式社名に自動変換
③グループ/階層関係を把握できる共通コード
 本社と事業所、親会社と子会社 などの系列関係を共通コードで把握 トランスコスモス④.png
上図のように各種ツール内に共通コード「LBC」を付与することで名寄せ・データ統合が実現します。 トランスコスモス社ではこの820万件の法人データを搭載したデータ統合ツール「uSonar」を御利用頂いております。 uSonarは各種CRMシステムと連携させて利用することで、CRMシステム内の顧客データの自動メンテナンスが可能になります。
恒常的・自動的に名寄せ・データクレンジングされた顧客データを用いることでトランスコスモス社ではCRMの活用を推進しています。
「LBC」「uSonar」についてはHPで詳しく紹介しております。
820万件の事業所データベース「LBC」についてはこちら
顧客管理マスターツール「uSonar」についてはこちら

第二部 
トークセッション

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第二部では、今回のゲストトランスコスモス社の早川様に登壇いただきましてトークセッションを行いました。
早川様はSFA・名刺管理アプリを導入し運用を進めておられた実際の担当者の方です。
トークセッション内容としては、①LBC、uSonar導入以前の課題②現在どのような形でLBC、uSonarが役立っているかをお話しいただきました。参加者の方からも質問が多く飛び交い活発な議論となっていたようでした。