2020年02月18日
マーケティングオートメーションを利用し、精緻なデジタルマーケティング施策を実行する為には見込み客のデータ管理が不可欠です。
今回の記事ではMarketoと当社のデータ統合ツール『ユーソナー』との連携について解説します。
マーケティングオートメーションを利用する事で、適切な見込み客に、適切なタイミングでコミュニケーションを取る事が可能になります。現在では国産、海外製共に多くのマーケティングオートメーションツールが各ベンダーより提供されています。その中でもマルケトは世界で6,000社以上に導入されており、日本でも人気の高いマーケティングオートメーションの一つです。
マルケトは非常に高機能かつ有用性の高いマーケティングオートメーションですが、中に入れる顧客データは各社がそれぞれで準備する必要があります。その為、顧客データが活用出来る状態に無い場合は、せっかくマルケトを導入してもなかなか成果を出す事は出来ません。
特にBtoBマーケティングでマルケトを利用する場合、単純に社名、氏名、メールアドレスがあるだけでは不十分です。
その会社の規模、業種、従業員数といった企業属性情報や、どの企業グループに属するかといった資本関係も把握する必要があります。
その上で、初接点なのか、これまでに取引はあるのか、自社のセールスや代理店が提案していないかといった部分まで理解して、ようやく適切なコミュニケーションを取る事が出来るようになります。
マーケティングオートメーションに入れる見込み顧客のデータのソースは以下の3つが代表的です。
①日々フィールドセールスが取得する紙の名刺
②展示会、イベント等で取得するリード情報
③webサイトからのフォーム情報
どのリードソースの場合もマーケティングに必要な属性情報は抜け漏れがある事が多いはずです。
③のフォーム情報の場合、見込み客に必要な情報を入力してもらう事も可能ですが、実際には入力項目が多ければ多いほどフォームからの離脱率も上がる為、あまり入力項目を多く出来ない、というのが現実かと思います。
リード数がそれほど多くない場合は手作業で企業属性を調べて入力する、という事も出来ますが、何千件、何万件となると現実的ではありません。その為、一定以上のリード数がある企業では外部データを活用する場合がほとんどです。
実際にランドスケイプのデータ統合ツール『ユーソナー』とマルケトを連携するパターンを紹介します。
マルケト×ユーソナー連携のパターンはいくつかありますが、もっともシンプルな方法はマルケトのウェブフックを利用した連携です。
ウェブフックでの連携の場合、導入設定も各企業様自身で簡単に行う事が出来ます。
マルケトに元々実装されている機能を利用する為、特別な開発も必要ありません。
その為、マーケティング部門単独で導入する事が可能です。
実際の設定作業自体はマルケトを日々触っている担当者の方であれば数日程度で完了する作業量です。
一度設定してしまえば、マルケトにリードが入ってくる度に自動的に企業属性情報を行う事が可能になります。
マルケト×ユーソナー連携の属性付与後の画面を紹介します。
なお、ランドスケイプの企業データーベースについての詳細はLBCのページをご覧ください。
マルケト内のリードに対し、自動でLBCを付与。 旧社名や略称での表記であっても、名寄せロジックによりコードの付与が可能になります。
マルケト内のリードに対し、自動でLBCを付与。 LBCに紐付く企業属性情報(業種、売上高、従業員数等)が合わせて付与させるため、セグメント別配信やスコアリングに利用出来ます。
拠点単位のLBCの他に、本社LBC、親会社LBC、系列トップLBCなど、 企業のグループ関係を把握する為のコードが付与されます。 特定の企業グループの把握ができます。
マーケティングオートメーションを活用してのデジタルマーケティングでは、データが活用出来る状態にある、という事がはじめの一歩です。データが管理されている状態で各種施策を実施することで、精度も成果もアップさせる事が出来ます。
・具体的にどんな企業属性が付与できるの?
・既に導入している企業の事例は?
・導入に際しての料金は?
など、マルケトへの企業属性付与に関して興味があればお気軽にお問い合わせください。