BLOG BLOG DX時代の『名刺情報』の扱いかたとは?②

2020年08月03日

前回のコラムでは、
DXを推進するための要素である「モバイルファースト」「データ活用」による、
名刺情報を起点としたDXの推進、また「オンライン名刺交換」機能ついてお話ししました。
(前回コラム:「DX時代の『名刺情報』の扱いかたとは?①」

今回は、オンライン上での営業活動における名刺活用について掘り下げてみます。

1.営業のオンライン化と名刺交換

営業(フィールドセールス)にとって、お客様とのコミュニケーションとして、名刺交換というのはこれまでごく当たり前のものでした。
しかし、リモートワークの拡大やオンライン商談が普及していることで、
非対面でのコミュニケーションが普及し、紙の名刺を直接交換する機会が少なくなっています。
そのため、名刺交換そのものをデジタル/オンラインにシフトしていく必要があります。

2.名刺情報を活用する基盤/プラットフォーム

これまで営業が対面で行ってきた名刺交換の代替となるものとして、
ランドスケイプでは「オンライン名刺交換」機能を展開しています。
前回コラムでも少し触れましたが、この機能についてもう少し詳しく紹介します。

「オンライン名刺交換」は、ランドスケイプが提供する名刺管理アプリ「u名刺(ユー名刺)」のオプション機能です。
メールのシグネチャ(署名)を参照し、非対面/オンライン上でもお客様の情報を登録することができます。

「オンライン名刺交換」により登録した情報は、「u名刺」のアプリ上に登録されます。
同時にランドスケイプが保有する法人データベース(LBC)とマッチングされ、
瞬時に名寄せが行われます。これにより、社名、住所情報などの企業情報は自動的に補正して登録されるため重複は起こりません。
また、業種や従業員数などの属性情報が法人データベース(LBC)から付与され、
企業情報がエンリッチメントされた状態でアプリに登録されます。
そして、登録後には移転や合併、社名変更があっても自動的にメンテナンスされ、情報の鮮度は維持され続けます。

法人データベース(LBC)による名寄せ」
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3.名刺情報のデジタル化でかわること

これまで、名刺交換からのお客様情報の管理には多くの工数がかかっていました。
名刺交換したお客様の情報がSFAやCRMに既に登録されているかどうか調べる手間。
登録されていなければ新しく登録しなければならず、登録する企業がどのような企業であるか、
業種や売上規模などをweb検索して登録するという手間もありました。登録した情報の更新も手作業で行わなければいけません。

「u名刺」を通して名刺情報をデジタル化することで、情報の登録・管理にかかる工数は削減でき、
名寄せされた精度の高い状態、企業情報がエンリッチメントされた状態で、お使いのCRM/SFA、MAでの営業施策や取り組みにおいて活用することができます。


「CRM・SFA、MAとu名刺の連携」
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「u名刺」は、「オンライン名刺交換」機能とあわせ、営業現場から集まるお客様の名刺情報のデジタル化、
そして名刺情報を起点としたDX推進のためのツールとしてお使いいただけます。

4.終わりに

リモートワークやオンライン商談の拡大により、フィールドセールスを中心としていた営業活動にとっては大きな転機となっています。
お客様とオンライン上でのコミュニケーションが増加したことで、営業現場においてデジタル活用、DXの重要性が改めて認識されています。

ランドスケイプでは、DX推進のためのデータ活用として名刺情報のデジタル化を支援しています。

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