ダイレクトマーケティング企業視察ツアーの実施報告

1月20日（金）に、ダイレクトマーケティング支援企業様4社を視察するツアーを実施しました。
東京は雪で生憎の天候ではありましたが、各視察先での真剣な参加者様の雰囲気により寒さはあまり感じない一日でした。

視察先までの移動時間では、参加者の皆様の自己紹介や名刺交換の場を設け、はとバスガイドの鈴木さんより、東京案内や歴史の紹介をいただくなど、はとバスツアーも体験いただきました。

またランドスケイプ営業担当より、社員食堂まで網羅した料飲店データや、ダイレクトメールの新しい手法であるダイレクトポスティングなどをご紹介させていただきました。

最初の視察先『株式会社ルナYBF』社は、山田養蜂場グループの企業様で、健康食品、健康飲料の受託製造、販売を行っている会社です。　　http://www.lunanet.co.jp/
大変厳しい品質管理のもとに製造が行われており、その管理、運営、設備を見学させていただきました。

黒澤社長よりご挨拶いただき、ルナYBF社の工場案内ビデオを視聴後、佐藤常務取締役のご案内のもと、医薬品の製造も可能な設備で運営されている日本最高レベルの健康食品製造工場を視察させていただきました。
ガラスで作業室が完全に仕切られ、白衣やマスク・帽子などの着用不要の見学スペースから、医薬品レベルに準じた厳しい品質管理体制の作業室を見学させていただきました。
ひとつの作業室（ワンルーム）に1台の生産設備（ワンマシーン）を置くワンルーム・ワンマシーンなど、素晴らしい品質管理体制でした。

昼食の際には、山田養蜂場グループのビタミンライフ取締役の池上様より、山田養蜂場グループのご説明をいただきました。
「かけがえのない一人ひとりのために」という創業時からの理念は、感銘を受けた方も多いのではないかと思います。

続いての視察先は、『株式会社ラシスコ』社。　　http://www.rasisco.co.jp/
メーリング作業や物流管理、データ入力管理を行っている会社様で、今回、大野取締役のご案内のもと、入荷管理からフィルムラッピングによる封入作業、ピッキング、宛名ラベル貼り、さらにはシステム、セキュリティ体制などを視察させていただきました。

多種多様なメール作業を、機械と人員でうまく調整され運用されていました。
ラミネートフィルムで覆うタイプ（これも開けやすいように特殊加工がされているものなど）や一度に９点までの封入、封緘ができる機械、１インチ単位で自由に印刷ができるダイレクト印字プリンターなど、実際に機械を動かしていただき、仕上がりを見ることができました。
印字インクを水に強いタイプにするなど、細かい所での工夫も教えていただけました。

3社目の視察先は、『株式会社U-NEXTマーケティング』社。　　http://www.unext.jp/（U-NEXT公式サイト）
インターネット回線を使って、自宅のTVで映像、カラオケ、音楽放送など多彩なコンテンツが定額見放題で楽しめるSVODサービス「U-NEXT」を拡販している企業様です。
今回は、お客様に「U-NEXT」サービスを提案するアウトバウンドセンター（コールセンター）の視察をさせていただきました。

溝辺社長より、300席のコールセンター運営に於いて、「教育」の重要性、また具体的な研修方法についてレクチャーをしていただけました。
品質と生産の両立に向けて研修フェーズを5段階に分けて実施されており、商品知識だけでなく、ロールプレイングまで行って一定の品質レベルに達するまではアウトバウンドを開始しない姿勢には、如何にお客様を大切にされているかを伺うことができました。
コールセンターの運営や業務委託されている企業様には、特に参考になる点が多かったのではないかと思います。

4社目の視察先は『KDDI』社のデータセンター。　　http://www.kddi.com/
通信事業を営なまれており、莫大な量のコンテンツや個人情報管理などを行っております。
今回の視察では、データセンターの制震構造や、電力設備（特高変電設備、自家発電設備）、空調設備、コロケーションフロアなどを見学させていただきました。

万一の商用電源トラブルの際にもお客様の設備へ確実に電力を供給するため、48時間無給油での連続運転を可能にするガスタービン自家発電設備や、ビルの制震構造、万全のバックアップ体制を構築している特高変電室、非接触カードや監視カメラなどのセキュリティ体制といった変わらない管理維持体制を提供するための様々な工夫、投資を行っておられました。
また「ISO/IEC27001：2005」や「JIS Q 27001：2006」も認証取得されており、万全な管理維持体制でした。

弊社は、ダイレクトマーケティング、企業と消費者、企業と企業を直接的につなげ、双方でお喜びいただけるような支援をさせていただいております。
今回、その「ダイレクト」の部分をさらに進めまして、「体験」「経験」を提供することにより、各企業様のサービスや業務に役立てられればと思い、企画させていただきました。
ご参加いただきました皆様をはじめ、ご協力いただきました各視察先の皆様、本当にありがとうございました。