BLOG BLOG BtoBマーケティング『第11回ランチョン・フェア マーケティングテクノロジー最前線』実施報告

2017年04月26日

デジタルマーケティングを先導する各社が出展・講演し、 最新情報を発信するランチョン・フェアを、
2017年4月24日(月)に実施いたしました。ランチョン・フェアは今回で第11回目、14社協賛で開催しました。
下記に各社プレゼンテーションの概要をまとめています。

第11回ランチョン・フェア

協   賛

株式会社セゾン情報システムズ / 株式会社セールスフォース・ドットコム
日本オラクル株式会社 / 株式会社クレディセイフ企業情報 / 株式会社シャノン
サイボウズ株式会社 / 日本マイクロソフト株式会社 / 株式会社Sansan / 株式会社インフォテリア
株式会社サンブリッジ / Tableau Japan株式会社 / 株式会社イノベーション  (講演順)

主   催

株式会社ランドスケイプ


株式会社セゾン情報システムズ
失敗しないクラウド時代のマーケティングデータ連携術
HULFT事業部 マーケティング部
デジタルマーケティング部 高山 真彰 氏

株式会社セゾン情報システムズ

セゾン情報システムズは「2016年 CRMベストプラクティス賞」を受賞した企業です。SFAとしてセールスフォース・ドットコム社の「sales cloud」、マーケティングオートメーションのツールとして日本オラクル社「Eloqua」を導入しています。今回はそのCRMへの取り組みの中から、マーケティングオートメーション導入における注意点についてお話いただきました。


セゾン情報システムズは、マーケティング部門にてイベントを開催しています。イベントで獲得した名刺の売上貢献度合いの計測。これを目的としてマーケティングオートメーションを導入しました。当初、想定通り運用できているかに思えたマーケティングオートメーションですが、マーケティング部として、施策が売上貢献に繋がっているかがわかりませんでした。Eloqua内とsales cloud内の企業情報がバラバラに管理されており、施策を行った企業と売上があった企業の照合に非常に労力がかかっていた為です。

そこで820万件の事業所情報を持つランドスケイプの顧客データ統合ツール「uSonar」とデータを連携し、各ツール内の企業情報の名寄せ、クレンジングを行いました。uSonarとの連携により、企業にはそれぞれ一意のコードが振られる為、ツールをまたいだ照合を簡単に行う事が可能となります。また、社名変更、移転等の企業情報の変更は、uSonarから各ツールに自動的にメンテナンスがされます。これにより、マーケティング施策の貢献度合い計測の際に行っていた名寄せ、照合が必要なくなり、ROIを常に把握した活動を行う事が出来るようになりました。

マーケティングオートメーションは導入するだけでマーケティング施策の費用対効果が可視化できたり、受注までのプロセスが最適化できるようになると考えられがちですが、マーケティングオートメーションはツール内のデータが整って初めて効果が出るツールです。導入を検討する際にはツール内部のデータのことまで考えて、検討していく必要があります。



株式会社セールスフォース・ドットコム
MAの力を全社業務へ SFAとの連携で広がる世界
ソリューション営業本部 Pardot営業部
担当マネージャー 川越 悠右 氏

株式会社セールスフォース・ドットコム

顧客がWebを用いて自ら情報収集を行うようになり、旧来の営業手法では営業担当が苦戦するようになりました。 マーケティングオートメーションでは顧客の自社Webページ内の動向を追うことができますが、SFA(CRM)とマーケティングオートメーションを連携させることでそれ以外にも様々な効果があります。 マーケティングオートメーションのリードスコアリング機能を用い明確なパス基準を設けることで、営業部―マーケティング部間のリードパス連携の強化が行えます。さらに、インサイドセールス部門を立ち上げることで情報収集中の顧客を追跡し、マーケティング施策をより円滑・効率的に行うことができるようになります。



日本オラクル株式会社
見込客を育て、結果につなげる
マーケティング・オートメーション
マーケティングクラウド本部 営業マネージャー 宮原 正将 氏

日本オラクル株式会社

EloquaはDMPを活用し、ピンポイントな広告を行うことのできるツールです。 また、直感的にキャンペーンの分岐を組むことができるため、顧客のプロファイル(属性)情報に合わせて最適なWebコンテンツ/Eメールコンテンツを訴求することができます。 Eloquaでは施策に対する顧客のアクション「エンゲージメント」と、「プロファイル」をあわせたスコアリングにより、どんな顧客が、どんなアクションを取って購買に至ったかの測定が可能です。これにより優良顧客からの受注に再現性を持たせることができます。



株式会社ランドスケイプ
効率的な営業/マーケティングを実現させるCDIとは?
取締役COO 池田 隆史

株式会社ランドスケイプ

ランドスケイプからは法人データの面から、CRM,SFA,マーケティングオートメーションの効率化について講演しました。ランドスケイプがコンセプトとしているのが「CDI」です。 CDIとはCustmer Data Integration、つまり、顧客データの一元化のことです。 このCDIを実現させる為に構築しているのが、法人マスターデータLBC、及び顧客データ統合ツール「uSonar」です。 uSonarとCRM、SFA、マーケティングオートメーション等のツールを連携させる事で、LBCとツール内のデータのマッチング処理を行い、企業名寄せ、企業情報の自動メンテナンスを行います。 各種ツールとの連携はランドスケイプが開発した「LBC Link」という技術により、開発無しで導入する事が可能です。



株式会社クレディセイフ企業情報
Creditsafeの海外企業情報を活用したマーケティング
代表取締役 牧野 和彦 氏

株式会社クレディセイフ企業情報

クレディセイフ企業情報は国内外の与信調査情報の提供を行っている企業です。東京・福岡を拠点に、日本国内では最近、取引先500社を超えました。 クレディセイフ企業情報社の持つ2億件を超える企業レポートは、倒産確率に基づいた100点評価とA~Eの5段階評価による信用スコアによって、企業の信用性を数値化しています。比較的低コストから海外データベースを利用できるという点が非常に評価されています。



株式会社シャノン
ゴール起点で考えるマーケティングオートメーション
マーケティング企画室 取締役 事業担当 東野 誠 氏

株式会社シャノン

シャノン社が独自に行っているマーケターへの調査によると、「マーケティング効果が見えない」という課題が1番多く挙げられています。なぜこのようなことが起こるかというと、経営層・中間層・現場のそれぞれのマーケティング施策への「効果」の認識が一致しないからです。重要なのは経営層から現場マーケティング効果、すなわち「ゴール」の認識を一致させ、目標の予実管理を行うこと。 シャノン社が提供する「シャノンマーケティングプラットフォーム」は日次・月次のレポーティング機能である「ゴール機能」を持ち、目標に対する予実管理を行えます。商談数やアクセス数といった各種ゴールを設定し、進捗状況や予想値を可視化します。ゴールに対する進捗状況を関係者全員が把握して正確な目標設定・軌道修正を可能にします。



サイボウズ株式会社
kintoneで開発する自分たちの業務システム
ビジネスマーケティング本部 kintoneエバンジェリスト 渋谷 雄大 氏

サイボウズ株式会社

サイボウズ社からはkintoneについて紹介いただきました。kintoneでは業務に必要な情報を一元管理することが可能です。例えば、個人で管理し、乱立したエクセル情報をアプリ化することができます。その結果、kintone内で情報を簡単に共有できます。更にはシステムの改変をするにあたって、プログラム/開発なしに、ドラッグ&ドロップで誰もが必要な項目を作成できます。kintoneでは自社の業務プロセスに適合したシステムをつくりやすくなります。iPhone、アンドロイド対応もしており、モバイルでの入力・閲覧も手軽に行えます。 kintoneをハブにしてマスタデータと連携・共有化のほか、シャノンのMAやランドスケイプの顧客データ統合ツール「uSonar」と連携し、強力な営業管理ツールにもなります。



日本マイクロソフト株式会社
CRM+ERP = Microsoft Dynamics 365
- Office 365 & Azure連携により、新たな開始を提供 -
Dynamicsパートナー営業本部 Partner Sales Executive 山下 博史 氏

日本マイクロソフト株式会社

マイクロソフト社が提供するCRM(顧客管理)系とERP(資産管理)系のソフトウェアをクラウド上で連携させた「Micosoft Dynamics 365」を紹介いただきました。「Micosoft Dynamics 365」はCRM、ERP、SFA等多くの業務に活用する事ができ、業務の生産性向上に一役買うツールです。Office365やOutlookといった他のマイクロソフト製品と連携することができ、同じプラットフォームの上で操作が可能です。



株式会社Sansan
名刺を企業の資産に変えるSansan
Sansan事業部 セールスディベロッピング部
ADRグループ 塩原 倫平 氏

株式会社Sansan

5,500社を超える導入実績を持つSansanからは名刺管理についてお話いただきました。 名刺管理が当り前になりつつある昨今、マーケティングに活かすには正確なデータ管理が必要不可欠です。Sansanを利用することで名刺を100%に近い状態で正確なデータ化を行い、マーケティングに活用することができます。またブースではスキャナを用いたデモが盛況でした。



株式会社インフォテリア
CRM,SFA,MAに「ASTERIA WARP」で
さらなる付加価値を
ASTERIA事業本部 第1営業部 部長 荒井 琢 氏

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データ連携時のミドルウェアベンダーとして10年連続No.1の企業であるインフォテリア社からは「ASTRIA WARP」を紹介いただきました。「ASTRIA WARP」は各種SFA/CRMとの連携はもちろん、ランドスケイプの顧客データ統合ツール「uSonar」との連携アダプタも近日リリース予定です。「uSonar」との連携によりSFA/CRM内のデータ整備も簡単に可能になりました。



株式会社サンブリッジ
SmartViscaのご案内
SmartVisca推進本部 部長 鈴木 利隆 氏

株式会社サンブリッジ

名刺管理ツール「SmartVisca」のご紹介をいただきました。セールスフォースとシームレスに連携する名刺管理ツールです。データの連携・活用をスピーディーに実現します。名刺情報の活用のポイントとは?事例をまじえながら説明がありました。



Tableau Japan株式会社
5年連続でリーダー評価、Tableauで実現する
データドリブンマーケティングと営業組織変革
コマーシャル営業部 絹村 悠 氏

Tableau Japan株式会社

Tableau Japan社はGartner社 のBI Magic Quadrant において、5年連続業界リーダーのポジションを獲得しています。Tableau Japan社からは顧客データの活用に関するお話をいただきました。 Tableau Japan社はSFA/MA内に眠る顧客情報を可視化して、次なる合理的かつ効率的な施策につなげる支援をする企業です。展示ブースではなぜTableau Japan社が多くの企業に導入されているか?を含めて説明頂きました。



株式会社イノベーション
リストファインダーのご紹介
セールスクラウド事業部 執行役員 宮村 佳祐 氏

株式会社イノベーション

イノベーション社は中堅・中小企業を中心にBtoBシェアNo.1のマーケティングオートメーション「リストファインダー」を提供しています。見込客の管理、メール配信、顧客育成、スコアリングなどはもちろん、Webアクセスなどの行動履歴・閲覧状況も活かして分析できることが魅力です。またHTMLのページだけでなく、PDFデータの閲覧履歴も把握ができます。Sansanとの連携で、名刺登録もスピーディに実現します。





株式会社セゾン情報システムズ
株式会社セールスフォース・ドットコム
日本オラクル株式会社
株式会社クレディセイフ企業情報
株式会社シャノン
サイボウズ株式会社
日本マイクロソフト株式会社
株式会社Sansan
株式会社インフォテリア
株式会社サンブリッジ
TableauJapan株式会社
株式会社イノベーション
企業情報データベース「LBC」
日本最大の企業データを搭載した顧客データ統合ツール「uSonar」のAPI公開を開始


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