BLOG BLOG ブリジストン、キャノン、富士フィルム・・・

2010年06月04日

日本を代表する「企業名」を今日のブログのタイトルにしました。

この社名、お気づきの方も多いと思いますが、すべて誤っています。

×誤(赤字部分)    ○正(青字部分
(株)ブリストン  →  (株)ブリストン
ノン(株)    →  キノン(株)
富士フルム(株) →  富士フルム(株)

ブリヂストン、キヤノンは、間違いやすい企業名として有名ですし、その名称の由来含めて、ちょっとしたトリビアっぽい話として語られることも多いように思うのですが、"フィルム"については、一般名称として認識している言葉なだけに、間違いが起こりやすいのではないでしょうか。

このような間違いやすい社名を、もう少し並べてみましょう。

 ×誤(赤字部分)    ○正(青字部分
  いす自動車(株)  → いす自動車(株)
  キーピー(株)    → キーピー(株)
  三和シッター工業(株) → 三和シッター工業(株)
  ニッカウスキー(株) → ニッカウスキー(株)
  三菱電(株)     → 三菱電(株)
  ブルドッソース(株) → ブルドッソース(株)
  平洋金属(株)    → 平洋金属(株)

B2Bビジネスで、お客様企業の名称を間違えて、宛名として記載し、提案書や郵便物を出す!というようなことは悪夢のようなこと(私も経験があります)ですが、これはどうすれば防ぐことができるでしょうか?

企業名は、すべて固有名詞ですから、突き詰めれば、その企業のサイトに行き、企業概要を見て確認する。あるいは公的な情報のある場所に行って確認する。という行為が必要なのですが、そのような環境でなかったり、たとえば数百件単位のデータを短い時間にチェックしないといけない場合など、以下のような点を中心にチェックすると良いようです。

1.設立が古い企業の場合、旧仮名で登記が行われているため、拗音や促音(小さいカナ)がありません。
2.カナ使い、ジ/ヂ/ディ、ズ/ヅ、シィ/シー、ディ/ディー、ティ/ティーなどは注意。
3.電機・電器・電機などは、企業毎に確認。
4.複合のカナ名の企業の場合、ナカグロ「・」の有無に注意。***・ホールディングス等

これ以外にも、「鉄」という文字は、「金」を「失う」になってしまうので、「鐵」と表記されることがあったり、"ビッグ"と"ビック"、"ドッグ"と"ドック"など外国語表記を日本語にする場合の揺れなども注意事項となります。

ただ、ここまでやってみても、前(株)、後(株)の間違いはなかなか気がつきませんし、冒頭の間違い例にある、「大平洋金属(株)」は、"太平洋(Pacific Ocean)"に由来する名前です。とのWEBでの説明にも関わらず、企業名としては「大平洋」になっていて、これはもう、きちんと確認して、覚えるしかない訳です。

と、まあ、ことほどさように、B2Bマーケティングの基本の基本である、企業名の確定ですら、なかなかむずかしく、落とし穴が沢山あって、なかなか、皆で注意する。では解決しない。数千件、数十万件にもなる企業データベースの企業名誤記を、一挙に解決する方法はないものか。と思われた方。実は弊社で提供している"企業名ナレッジマスター"というものが、こういう問題に有用です。(以下、宣伝モードです。)

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 内容:社名表記の揺れの吸収+旧社名を新社名に変換
  「NEC=日本電気」のような略称名読み替え辞書
 件数:666,949社/1,079,063件ナレッジ(2010/5)
 項目:ナレッジ社名+正式社名
 特徴:1.旧社名 ⇒ 新社名
     2.社名カナ⇒ 社名漢字
     3.社名英字⇒ 社名カナ
     4.ナカグロありなし対応
     5.社名略称⇒ 正式社名
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ご興味のある方、よろしければ、ご一報ください。(TEL03-5388-7000 info@usonar.co.jp )

                   (以上、記:古沢)

追記:些細なことですが、弊社名の"(株)ランドスケイプ"も"(株)ランドスケープ"と記述いただくことが多くあります。お客様からいただくメール等の宛名で表記が変わっていても、私どもは気にしませんが、WEB検索する場合など、検索エンジンの種類によっては、なかなか当社のWEBがヒットしないケースがあるようで、申し訳なく思っております。



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