
09年05月18日
螺旋状の落下
CEOブログ
という題名で退職して作家志望の男がブログを書いていた。 今から10年以上前の話で、当時はブログなんて言葉もなくて一人掲示板にしていた。 私はほとんど仕事の接触もないが、スポーツが嫌いというのとある作家が好きという共通点があって、退職の挨拶のときにこっそりとURLを教えてもらった。
会社にはグループウェアがあって退職日まで日報を書いている。 それから自宅に帰ると必ず日記を書いている。 その対比が面白かった。 まあ今ではブログかSNSで当たり前だが、建前と本音のギャップがうんざりするほど面白い経験だった。
あの頃も不況だったが、今はさらにスパイラル・フォールにふさわしい状況に近づいている。1970年代のバブル前の経済に自由落下しているのでは。
・前回に書いた福祉を悪用した低料三種郵便不正の続きで、三國連太郎と八千草薫が広告塔として皇潤という健康食品DMを郵送していたエバーライフまで捜査に入っている。
福祉三種は、有料発行数が8割必要で、記事が5割以上ないといけない。 「不正なものとの認識はなかった」という1200万通送っていたベスト電器は、身体障害者が4800万人(のべ数だが)受け取る必要があったと思っているのだろうか?
・日本ダイレクトメール協会の2月3月でも、低料のウィルコが退会したのは当然だが、ディノス、ニッセン、セシール、ベルシステム24とか大手テレマはゼロになった。
通信販売で大手はフェリシモだけ、通信教育ではベネッセとユーキャンの二社だけ。実はここに挙げた三社はすべて理事を出している会社。人質がいるので辞められない状態。
会員企業が1994年3月期に311社あったのが、2009年3月期は195社で夏にかけてまだ減るだろう。そのくせ理事は30名とむしろ増えている。 15%が理事会社、弊社もそうだが。
郵政省の時代は社団法人として意義もあったが、親方日の丸がただの株式会社になればどうしょうもないですね。
・昨日、雑誌「セブンシーズ」から「休刊のお知らせ」が届く。
「さて、ラグジュアリー・マガジンの先駆けとして1988年に創刊をし、・・・2009年5月号(2009年3月20日発売)をもちまして、諸般の事情・・・休刊させて・・・
尚、ご購読料未入金の読者の皆様には、最終号をお届けいたしませんでした。お許しくださいませ。 ご連絡が遅れ、申し訳ございません。
ご返送いただきましたクレジットカード支払申込書・・・は処分させて・・・
ご不明が点がございましたら、下記カスタマーセンターまでお問い合わせ下さい。
2009年5月」 (日付も署名もない)
文章の流れとしても失礼で粗雑だろうね。
1.未入金者には雑誌送らず、に
2.お許しを(誰に?)
3.ご連絡が遅れ・・(誰に?)
なんか違うだろうが。 支払いの遅延のない優良客をまず意識しないと。 どこがラグジュアリーでホスピタリティなんだか。
だいたいこの雑誌の本社は、西新宿にあった学習参考書の訪問販売会社の日研本社が前身で、東証二部の機械工具の会社を買収していわゆる「裏上場」してゼィープラスという発音しにくい社名の本業不明の会社になった。
その後でセブンシーズを買収して、不思議なことに自分がセブンシーズ・ホールディングに改称した。 まるでオン・ザ笑・エッジが倒産したライブドアを買って改称したのを彷彿とさせる。
しかし雑誌発行会社はインターナショナル・ラグジュアリー・メディアに改称して雑誌名は「セブンシーズ」のまま。 私は54年前からほとんど類似商号なんだから記念パーティぐらいは呼ぶべきではないかな。
かってはグラビア雑誌の「英知出版」とか、子会社?の日本メディアサポートでカルト集団疑惑で週刊文春などに指摘され、全盛期の村上ファンドがM&Aは企んだような会社。
・高級クレジットカードのお誘い拒否が激増しているらしい。ゴールド2.7万円、プラチナ11万円、センチュリオン36万円で、違いは色と旅行保険の額ぐらいじゃないかな。
そういえば六本木ヒルズクラブでも退会者が多いのか、特定のリピーターが接待客を連れてくるようで客数は変わらないが、紳士は減っている。 最近は全般に声のでかい人が多い。 だいいちランチョンセミナーも誰でも入れるようになっている。 アカデミーヒルズもアーク都市塾が名前だけで大幅に縮小している。
映画でいえば80年代末の金融バブル広末涼子「バブルでGO!」とか03年頃のITバブル藤木直人・仲間由紀恵「G@ME]下手な演技がIT兄ちゃん風でいい。 どちらも六本木か愛宕あたりが舞台なのも共通だ。
でも、ああいう雰囲気よりは静かな六本木や西麻布がいいね。


