
09年06月21日
Bing
CEOブログ
マイクロソフトの対Google検索サイトが米国では成長している。
日本版は単にLive Searchをコスプレしているだけで真価は読めないが、絞込み検索に工夫をこらしている。 現状の検索エンジン市場(=Googleだが)を研究してこれに持続的イノベーションを仕掛けている。
よく雑誌や新書で「グーグル検索の裏技」なんて記事があるが、これは より過剰な不満をかかえている層がいるということだろう。
25年ほど前に日本マクドナルドで、藤田田が考えたドライブスルー形態を販促するために 車の窓にかけるカップホルダーを景品にして大ヒットしたことがある。 カップホルダーは当時のカーショップでも売れ筋だった。 しかし今ではポルシェでもBMWでも標準装備になっている。
同じ現象(サードパーティ製品をメイン企業が包括してしまう手法、胡坐をかいていると競合が出る)が検索エンジン市場でもありえる。 こんな当たり前のことに気づかされるのがマイクロソフトのマーケティング力だろう。 それぐらいGoogleの十年は凄かった。 1998年頃のランドスケイプの古いサイトの上段にGoogle検索窓をつけていたのが密かな自慢だった。これをたぶん今の学生に言っても意味不明だろう。
いかなる独裁体制もいつかは倒れる。 しかし哺乳類の時代を倒すのが恐竜だった・・というくらい皮肉な話だが。
最近は誰もマイクロソフトを悪く言う人も少なくなった。 そう、嫌われるうちが華なのだろうか。
かってのパナソニックと似て、持続的でも破壊的でもイノベーションな会社を観察して、あるときから資金力にものを言わせて追従して、技術力とか品質は中の上ぐらい、しかしマーケティング力と広告と販売チャネルで先行企業を圧倒するという勝ちパターンは変わらず。 GoogleはSONYになるのだろうか。
ブルーオーシャンでニッチに活動している新興の漁船を偵察して、一定の漁獲量をみて号令をかけ、大型底引き網船で乗り込み、一気に血の海にしてしまう手法。 あまり好まれるビジネスモデルではないが。
でも、このBingの成長にすこしの共感を覚えるのはなぜだろうか? それがここ数ヶ月の新聞や雑誌の独占的な検索エンジンに対する小さな恐怖があるからだろう。
(途中)


