CEOブログ

10年03月25日

ブランドの価値

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 オリンパスぺンは40数年ぶりの自社ブランドの復刻で話題になった。リコーのGRも数年ぶりだがデジタル化して人気がある。
ぺンもフラッシュもファインダーもないし、GRも今のデジカメと思えない光学ブレ防止がない。初めて買うにはリスクの大きな機種だ。
 
 自動車とかカメラが、パソコンや家電製品と違うのは性能や価格など以上にこだわりのマニアが存在することだろうか。
 洗濯機や冷蔵庫にこだわる主婦もいないし、レッツノーツが普及しているのも軽さによるものだろう。腰痛ある私もとても愛用している。パソコンとかケータイでも、アップルとかバイオもそれほどの優位性はない。IBMブランドがレノボへの恩寵も残響でしかないだろう。
 
 ヤシカのブランドは京セラがカメラ撤退あとは香港企業にあるが日本国内では別の会社での展開になっているらしい。
 京セラは2007年まで高級カメラはコンタックス、安価にはヤシカで展開していた。 ただし技術としては陶磁器とレンズは技術としても違う。10年前にAFS方式(先程指摘されて修正します。APS)の京セラ製コンタックスを買ったが、10万円近い価格で外見はチタンで美しいがAFが遅すぎて全く使い物にならなかった。
 
 自動車で言えばローバーミニとかレンジローバーがわかりやすい例だ。  メルセデス・ベンツによるマイバッハ復刻はそもままオリンパスペンに似ている。ドイツ企業が多いのは偶然かどうかしらないがブランドの価値という意味で大きな失敗した日本の会社があるのではないだろうか。
 
 だいたいドイツ企業はわかりやすい商品名をつける。 BMWでは3シリーズ、5シリーズ、7シリーズをもとに1.4,6それにMとかで製品にしている。ベンツでも同じくSシリーズとかで高級感を維持してスポーツモデルはAMGとかで別会社で差別化している。ミニとかマイバッハとかで大きなブランド分離をする。 カローラ、クラウン、プリウスとか、ディーガ、アクオス、ビエラなんて細かいブランドははたして必要なのだろうか。
 
 そういう意味でPANASONICがSONYに不利だったのが、松下、Matsusita、ナショナルなどに分散して世界的なブランド誇示ができなかったこと。 日産がDATSUNとNISSANNに乖離したこと。さらにTOYOTAがLEXUSなんてブランドをわざわざ作ったのもよく分からない。 セルシオでもよかっただろうし、欧州の老舗自動車メーカーのブランドを採用するのも手だったはず。  本題には関係ないけど1000億円かけてレクサスのショールームを日本全国展開したのもムダ。当時弱っていたヤナセを買収したほうが顧客リストも富裕層向け営業マンも一気に入手できただろうに。まあどちらも相手のある交渉だからうまく行かなかっただけなら不明を恥じるしかないけど。
 
 そうそう日本の企業でブランド戦略が巧みなのはアサヒかも。 三ツ矢サイダーとかバヤリースなどの活かしかたが上手だ。
  
 ブランド価値という表題で最適の事例がある。 やっぱり私の好きなカメラだが、下記を見て欲しい。
  
LUMIX DMC-LX3
カカクコムで36.000円
 
D-LUX4
カカクコムで94.000円
 
 価格差は58.000円で2.6倍も違う。  ところが両者は外見は違うが中身は同じもの。 ライカといっても単なるOEMに過ぎない。 デザインとか車でいうチューニングされてはいるのだろうが、単純にパナソニック製にライカも文字が入っただけのもの。
 
 Mシリーズを買う勇気はないけどライカが好きという人なら、ついつい買ってしまうだろうね。