2011年06月13日
こんにちは、制作チームの加藤です。
先日5月31日にIntel社が公開した、Facebookと連携したプロモーションサイト「The Museum of Me」。
アカウント情報から、繋がりのある友人やアップしている写真、過去の投稿などを元にして、自分だけの映像を作り出してくれるというもので、Facebookを通した自分の人生がミュージアムに展示されているようで実に面白いプロモーションサイトです。ソーシャルメディアを上手く利用したコンテンツで、このような仕掛けは個人的にかなりワクワクします。
こういったインタラクティブな仕掛けですが、近年徐々に増えてきていてその可能性の幅を広げてきていると感じています。一昔前では、企業や特定ユーザーが発する情報を閲覧していく事が多かったWebも、ブログの台頭により個々人が発信することのできるメディアへと変貌していき、さらにはSNSの浸透により現代生活に根付いたインフラへと進化してきました。そして、プロモーションサイト等でのリッチコンテンツも、技術進化やブロードバンドによる高速通信、Webデザインの成熟化で、より表現力を高めてきています。
そうした流れの中で、ネットワーク上に蓄積されている情報を利用して表現に取り入れるコンテンツが登場してきたわけです。
個々の情報を組み合わせていくことで新たな価値を生み出したり、思いもよらない形になったり、というのは非常に可能性を感じます。しかし、これらは素材であって、どう料理して美味しく仕上げるかはアイディアと腕次第とも言えることになります。このあたりは、弊社ランドスケイプの核となっているマーケティングデータベースでも言えることですね。
扱う事のできる情報の広がりと、それを用いた表現力(技術)の向上。流れの早い昨今ですから、取り残されないように日々吸収していかねば!とひしひしと感じるものです。