BLOG BLOG グレートカンパニーの共通点

2011年11月10日

営業本部の長竹です。

シリコンバレーの企業を中心に、働きがいのある企業について視察をしてきました。
もっとも印象に残っている点は、『働きがいのある企業』には、3つの共通点をあったという事でした。

それは、

『企業文化』
『人材(に対する考え方)』
『共有化』

視察を行った企業は、それぞれ個性的で、ユニークで、ビジネルモデルが尖っている企業ばかりです。
そんなユニークな企業に、3つもの共通点がある事が驚きでした。

この3つの共通点の背景には、シリコンバレーという地域性が大きく影響を与えているのではと感じられました。
ご存知の通り、シリコンバレーには、多くの優良企業が集まっています。投資家も多く、学生の頃から起業を考える人も多くいらっしゃるそうです。
そうした環境の中で、優位に立つには、企業を支える人材が何よりも大切なものと考えられるのではないでしょうか?
人材を集めるには、一般的には高待遇。
責任ある役職や給与。
しかし、この地域については、そうした一般的なメリットは、差を付けて提示をする事が難しいと思います。
そこで、人材を得る為に、企業がアピールする要素が、企業そのもの。
つまり『企業文化』という事になるのではと考えました。
それ故に、自社はユニークであり、こういう会社だと属性付けを行う事に注力をされているのではないでしょうか。

『企業文化』に惹かれ人が集まれば、今度は『そのヒトそのもの』が企業文化となっていく。

Googleの担当者が興味深い事を言っていました。
『Googleの魅力とは、同僚である。刺激的で魅力あふれる会話ができる。これが何より、楽しいし、メリットと感じる。』

誰がどんな事を考えているか、どんな動きをしているか、『共有化の仕組み』が機能をしていけば、より人材の満足度が上がっていく。故に、共有化と言うのも重要になってくる。

3つの共有点と記載しましたが、一つの共有点(企業文化)とそれを構築する為の二つの要素と分解できるかもしれません。

FaceBookの担当がこんな事を言っていました。
『昔のマーケティングは、ボーリングのようだ。ピンを設定し、投げる角度を考えピンをきちんと倒していく。今はピンボールのようだ。ボールが一旦弾かれたら、どこに落ちるかはわからない。』

それだけ、現在は、顧客の声が多様化し、また、声を直接聞く手法が様々あるという事だと思います。

何をやるにしても正解のやり方というのは、ないかと思います。
この激動の環境の中で、しっかりと根を張っていくには、拠り所となる『企業文化』そしてそこから派生する『コアバリュー』に拘っていく事が大事なんだと感じました。

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